賀春 2024年元旦
2024/01/01
今年の干支は甲辰。甲は十干の一番目のキノエ(木の兄)、辰は十二支五番目タツで想像の動物龍(竜)に当てる。甲には亀の甲羅などの意味もあり、甲冑は甲(よろい)冑(かぶと)を意味していたのに、甲を「かぶと」と読むようになったのは、韓国語の甲(kabot)の影響でしょうか?...

2023/03/11
古代日本語ではハ行音が無かったので、「母」のことを「パパ」と言ったり、「ファファ」と言ったりしていたと書く本が最近も出版されました。それに対しての反論をずうっと前に書いていたのを思い出して、ここに発表することにしました。
癸卯年
癸卯年 · 2023/01/12
卯、兎、bunny に共通している隠喩について書きたいと思っています。前に万葉集の兎の歌と郷歌の卯について書いた文を万葉集学者の中西進先生が会誌に掲載して下さったので、それを基に書くつもりです。

紐とミサンガ
2022/02/11
ミサンガは編んだ紐です。願い事が叶うように、その紐を手首や足首に巻き付け、紐が自然に切れたら願い事が叶うと信じられています。万葉集にもミサンガと同じように、紐が自然に解けると願い事が叶い、恋人に逢えるという歌があります。 

紐とは何か?
2021/05/05
万葉集には「紐」を詠んだ歌が多くあり、それは着物を結ぶ「ひも」だと一般に考えられています。しかし、紐には腕巻や帯の意味もあると私は考えています。(写真は腕守りを結んだ男達)

丑歳
2021/01/17
丑 歳 賀 春...

玉釼と高麗釼
2021/01/03
万葉集には「高麗釼」を「わ」の枕詞にした歌が二首あります。 この「こま釼」は「こまツルギ」ではなく、「こまクシロ」と訓読するのが望ましい理由を書きました。 写真は九州の平原王墓出土品

釼(クシロ)と釼(ツルギ)
2020/12/25
「釼」の字は『古事記』や『萬葉集』で、時には「クシロ」と読まれますが、普通は「ツルギ」と読まれています。 また、『日本書紀』や『風土記』にも「クシロ」と読むべき時があることを書きました。

2020/05/05
韓国語を参考にして、「甲」の読みと意味、『日本書紀』に登場する高麗人「乙相」は誰か?『播磨国風土記』で「丁」は何と発音されていたのか?等を考えて見ました。 (この研究ノートは『いひほ研究』12号に掲載されています 。)
2019/12/09
令和天皇が承継された勾玉とは? 古事記、日本書紀や出土品の勾玉から想像してみました。

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